FXのスワップ金利はどれが良い? スワップ金利目的のFX運用をされている方は、是非お読み下さい。
最近話題のFXとは外国為替証拠金取引の略称で、株の信用取引と同じように、一定額を業者に預けて外貨の取引をする投資です。利益を得る方法は国家間の金利差に基づくスワップポイントや、為替レートの変動などです。2国間の通貨をやり取りして取引をします。取引の手数料が非常に安いこと、どの時間帯でも取引可能なことが特長です。スワップ金利とはFXの魅力の一つで、金利の低い国の通貨で金利の高い国の通貨を買うと発生する、金利差による利益です。FXで他国の通貨を買う場合、現状で金利の低い日本円を使う限りはスワップポイントが加算されて毎日少額ずつですが利益になります。逆に、金利の低い通貨を買うとマイナスのスワップポイントが発生するので注意が必要です。例えば日本円で米ドルを取引する場合、アメリカの方が金利が高いので、FXでは日本の金利とアメリカの金利の差分のスワップ金利を受け取ることができます。現在のスワップポイントは、1万ドルを1日持つと160円くらいです。FXのスワップ金利をうまく運用すれば、放っておいても毎日お金が少しずつ増えます。為替変動による利益に比べれば微々たるものですが、為替変動のようなリスクはなく毎日着実に貯まります。FXでのスワップ金利による利益獲得は、相場が読めなくても外貨を持っていさえすれば年利15%〜25%は見込めます。多くのリターンを見込みながら、危険を冒さないように運用することができるでしょう。
スワップ金利を目的としてFXを始める場合、どの外貨を選べばいいでしょうか。FXの魅力のひとつに、取引可能な通貨ペアがたくさんあることが挙げられます。米ドル、英ポンド、ユーロ、オーストラリアドル、ニュージーランドドルなどが広く取引されています。また、南アフリカのランドやトルコのリラも取引可能な通貨です。少しでも高いスワップポイントを狙うなら、金利の高い通貨を選びます。毎日加算される額なので、1円2円の差も見逃せません。南アフリカランドやニュージーランドドル、豪ドルなどは高金利です。しかしこれらの通貨は市場規模や取引量は少ないため、変動幅が大きいというリスクもあります。また、市場の情報が入りにくい国の通貨を買うと、予想もしなかった国内情勢などで為替が大変動を起こす危険性が見逃せず、上級者向けの通貨といえます。初めてFXをする人には、やはりマーケットが大きく情報の入りやすいアメリカドルがお勧めです。取引量の多い通貨なので、情報収集も容易です。最近のサブプライム問題で下がってきましたが、スワップ金利もまあまあです。現時点では、米ドル、豪ドル、NZドルがスワップ金利狙いの投資先として向いているようです。とはいえ米ドルだけを保有し続けるのではなく、他の国の貨幣も幾つかバランスよく保有しましょう。単一の貨幣を所有している状態では、急な変動が起きた時の影響が大きいのでリスクを分散しておいた方が安全です。
高額のスワップポイントが欲しいなら、なるべく高い金利の通貨を買う必要があります。国の金利が変わらない限り、スワップポイントに大きな変化ありません。金利差によって発生するのがスワップポイントだからです。一部でドル建てで買いますけれど、日本では円建てで外貨を買う場合が多いです。つまり日本の金利が上がるとスワップが減ります。この先、スワップポイントの蓄積で資産運用を続けていくとしても、突然の金利の変化によってスワップの値が変わり、年単位の計画が狂うかもしれません。また、高金利通貨でさえあればそれでいいのかというと、そううまくはいきません。FXではスワップ金利の高さと引き替えにリスクが発生することになります。カントリーリスクが高く国としての危険度が危うい国や、インフレで通貨の総量が増えている場合もあります。インフレでお金の価値が下がってしまうとFXでは為替差損の方が大きくなりすぎる危険があります。加えて、いくら高金利通貨でもマーケットに流通する貨幣の総量が少ないと、ちょっとしたことで為替が変動します。FXの長期保有を目指す場合、買い求める通貨は安定していることが必須条件です。FXで外貨を買いさえすればスワップ金利が入る、ということ自体は真実ですが、自己責任である以上、細かい点にも気を配りたいものです。また、スワップでお金を得るのは何のためなのか、まとまったお金がほしいのか、資産運用代わりなのかはきちんと考えてきましょう。